セットアップ編

オーリンズ装着 その3
2005.07.17

梅雨時期ということもあり、休日はなかなか晴天に恵まれず、やっと「おきまりコース」を走ることができました。

しばらく走っていなかったため、2日ほど前に「オプティメート」という商品名の全自動バッテリー充電器を車体の電源取り出しソケットに接続しておきました。
この手の商品は最近よく見かけるようになりましたね。
昔は充電器といえば、文字通りバッテリーを充電するだけのものでしたが、近頃の製品は充電が完了したらそのまま13.6Vを維持しつづけてくれます。ちなみに「オプティメート」は 0.6A で充電し、充電が完了したら自動的にフロート充電へ移行します。
おかげさまで、エンジン始動は全く問題なく行うことができました。

さて、肝心の乗りごごちというか走りごこちです。

まず、セッティングはダンピング、プリロード共に全て最弱にしました。これはサスペンションの慣らしをするために、なるべくストローク量を増やしてやるためです。

本日のコースは交換時に走った道とは違ってコーナーが多く、また「そこそこ」のペースで走るため、どうなるのか若干は不安もありましたが、その不安はいい意味で裏切られ、「ごくふつう」に走れました。
「最弱」というとフニャフニャのイメージがありますが、全くそんな兆候は見られず、十分使用に耐えうるセッティングかなと思いました。

まだ新品なので初期動作は若干渋いはずですが、前後サス共きちんと仕事をしているようで、路面からの不快な振動は感じられませんでした。
「そこそこのペース」でも車体は全く安定しており、安心してコーナーをまわることができました。強いて言うならば、ノーマルサスよりも車体倒しこみのための入力量が若干多くなったような気もしますが、まだまだ新品ゆえ、何とも言えません。
もう少し慣らしを行ってから、徐々にセッテイングしていきたいと考えています。

また、交換前に懸念していた、「車高ダウンに伴うコーナリング時の車体接地」も皆無でした。つまり本日のコースを私の「そこそこ」のペースで走る限りにおいては、シリンダヘッドカバーを接地させる可能性はほとんど無いことが分かりました。最弱のセッティングでこの結果が出たので、ひとまず安心しました。
但し、Prime_Bridge 氏のような走りでは、恐らく(というか間違いなく)接地するものと思われます。


水平・平坦路で両足がべったり着くようになったことは、大きな安心感をもたらしてくれました。上り坂交差点での一旦停止が余裕を持ってできるようになり、平坦路での停止も楽々できるようになりました。

さて、これからどのようにセッティングを煮詰めていくか、楽しみになってきました。
(セッティングを変更しても、私にその違いが分かるのか、甚だ疑問ではありますが。W)

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