水温の変化とへら鮒

へら鮒は水温の変化にともない、自らの体温を変える冷血動物です。
したがって、水温が急激に変化すれば、自らもその変化に適応しようとしますので、 大変なエネルギーを消費しまし、その間は、食い気も落ち事になるでしょう。

こう言った理由からか、へら鮒は水温の変化を嫌い、広い野池などでは、環境の良い適温の水域へと移動します。
一日の釣りでも、日中気温が高く成りすぎる日などは、朝の打ち、パタパタ釣れて、昼間は急に喰い渋ったりする事が有ります。

水温が安定して、魚も水温の変化になれてるのに2〜3日ほど必要かと思われますので釣れ出すのもその後と言うことになります。

へら鮒にもっとも活性が出る温度は18度前後だそうで、10〜20度ぐらいまで活発に就餌します。








へら鮒のタナ

タナ へら鮒は中層魚であり、その回遊装が季節や水温などの変化にともなって、上層や下層になったりします。
この変化は1日のうちでも、何回か変化したりします。
これはへら鮒が生活環境の変化に非常に敏感に反応するためで、わずかな水位の減少も感じてタナがさがり、食い気も無くなります。

タナの分け方(名称)一般的な従来の呼び方

カッツケ(上層)
水深の3分の1以上の上層のタナを総称してカッツケ
正宙(中層)
水深の中間付近のタナ
深宙(下層)
水深の3分の2以下の深いタナ
底(地底)
エサが地底に着いているタナ

以上が、従来の一般的な分け方です。


最近では、タナの分け方も少し違っていまして、水深を基準にすると、釣り場によって、又は、ポイントによっては、ずいぶん違った値になりますので、底以外は、使用竿を基準にしているようです。

  • 浅宙
    • カッツケ
      • ハリスカッツケ・・・ウキピットがオモリのすぐ上に有る状態、つまりウキの下 は、すぐにハリスと言う、超浅ダナ。
      • セミカッツケ・・・・ウキピットからオモリまでが、ウキ1本の間隔ほどしか空 いていない。
    • 一本・・・・・ウキピットからオモリまでが、竿の仕舞い寸法(約90cm)
  • 正宙・・・最近では、2本とか3本とか言い、具体的な深さで言い表します。
  • 深宙・・・この言葉は、いまでも使いますが、具体的に何尺の竿一杯のチョウチンとか言っているようです。