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97北の家族の大沼日記
                             著者 島尾俊二(俊作)
プロローグ

5月8日(木) 21:00 仙台駅1番ホーム



天玉ソバ・・・基本的に、駅の立ち食いソバの中では由緒正しい最高級品だ。

当然、一番高い( ̄ー ̄)ムーン
が、仙台駅1番ホームの“玉”はヂツに小さい。

Sか、ひょっとするとSにも なれなかった番外品がココに流れてきているのではないか?と思われるほど小 さい。

“天”の隣にある“玉”をハシでグニグニすると、ツユに溶け込んでどこに 黄身があるのかわからない。

腹が立つより何かしら悲しくなってきた。


スタンドのオバちゃんに文句を言おうかと思った時、ケータイが鳴った。
うらにり者のKIYOすぁんからだ。
40上を釣った余裕が、ケータイからこぼれ 落ちてきた。

「スン作さん、大沼ぐわんばって来てネー!(^_^)/~~クククク」

ボクの他には誰も居ない夜行列車のホームは何処かしら哀愁が漂っていた。

21:14 札幌行き寝台特急「北斗星1号」がホームに滑り込んで来る。

機関車の写真を撮ろうと待ちかまえていた。




なんてたってブルートレインだ!カッコイイに決まっている!!

が、写真は撮らなかった。いや、撮れなかった。

くたびれた赤い機関車に、申し訳程度の丸いプレートに“北斗星”の銀文字。

これが憧れのブルートレインか。やってらんねーじょ(;_;)

デッキから通路に通じるドアのところで、背負ったヘラバックと肩にタスキ掛 けした竿ケースが引っかかって身動きがとれなくなった。

ウンウン言っていると、見かねた車掌さんが

「お客さん、一度後ろに下がって背負っているものを全部降ろして1個づつ運んだ方がいいですよ」
と言う。
ううううう、チョベリバー(T^T)

寝台は個室である。もちろん、オラ一人である。
屁をここうが彼女とミッドナイトコールをしようが、オラの自由だ!( ̄ー ̄)
もちろん、山茶碗のような性悪なイビキ魔に邪魔される事もない。
あとはシングルベッドに潜り込んで眠りに就き、目が覚めれば函館だ。
オールソーイット(って言うの?(^^;;)
リッチな旅だ。

グッドナイト!




5月9日(金)4:24 函館駅
「ピピピッ ピピピッ ピピピッ ピピピッ・・・・」

3:50。ケータイにセットしておいたアラームで目が覚める。

浴衣を脱いで服に着替え、洗面所で顔を洗う。
ついでにキジを打つ。ケーン! 海辺を走る車窓から、夜が明けて明るくなった北海道の景色に見入る。

寝静まった集落にレールの音を響かせてブルートレインは黙々と走る。
家々の屋根から突き出た煙突が、ここが北海道であることを物語っている。

「今年もついに来たか・・・」

感無量。

4:24 定刻通り函館着。

改札口には、巨べらに魅せられた2人のへら極道が待っていた。

森羅万象さんに、昨晩一足早く函館入りした岐阜の飄助さんだ。

もちろんお二人とは初対面だが、握手をするまでが初対面で、「どーも!」と 握手をしてしまえばもう旧知の親友である。

パソコン通信とは不思議なものだ。
文字だけのコミュニケーションだが、手紙とは違うイマジネーションがある。

同じ文字の羅列でも、手紙は文語体でパソ通は口語体か?




森羅万象さんも飄助さんも口語体の使い手なので(^^;;違和感は全くなかった。

森羅万象さんは、ハッキリ言って“ハンサム”でカッコいい。
さぞかし若い頃 はモテたに違いない。

飄助さんは、ハッキリ逝って“はざまかんぺい”そのものである((^^;;若い頃 はお岩サンが恋人(つまりロッククライマーね)だったのも頷ける。って、冗談 だってばぁー((((^^;;

メンバーは揃った。

メンバーは揃った。

若かりし頃の上原謙と、間寛平似のクライマーと、巨人軍槙原似のナイスガイ。
これから3日間、大沼はどんなドラマをボクたちに見せてくれるのか?

天国か?地獄か?
桃源郷か?ブタ箱か?
酒池肉林か?歌舞伎町のホームレスか?

函館大沼の巨べらに挑む3人の男達の熾烈な闘いが、今始まろうとしている。
ブルっちまうゼ(^_^)v




5月9日(金) 6:00 林道
「トンネルを抜けるとそこは北海道だった」

とは、かの有名な文豪井上靖の名文である。
と掻いて、去年はみんなのひんしゅくを買ったのでヤメようかと思ったが

「トンネルを抜けるとそこは大沼だった」((((^^;;\バキッ!

とは、かのユーメーな文豪、川端俊作の名文である( ̄ー ̄)

コンビニで買い物をし、札幌に向かって上り坂を上り長いトンネルを抜けると ドドーン!と目の前に大沼(小沼)が広がった。

一同「おおおおおおおーぉ!(゚゚;)」

「ね、素晴らしい景色でしょ?」

と、森羅万象さん。

天気は快晴。湖面には軽くサザ波が立っている。
駒ヶ岳もクッキリそびえ立っ てボクたちを迎えてくれている。

「何処に入りましょう?取り敢えず一周してみますか?」

と森羅万象さん。

腑抜けになったように(^^;;大沼に食い込んでいる飄助さんを無視して

「貯木湾に逝きましょう!」

キッパリとオラは言った。

森羅万象さんと飄助さんには申し訳ないが、去年貯木から借りた“借り”を 二人分(^_^;)キッチリと返さなければならない。

それが、多分今日限りで友達でなくなるかもしれない(^^;;Joe's(ジョー)さんへ の厚い友情の証なのだ(;_;)カンドーシタゾ




『Joe's(ジョー)さん。Joe's(ジョー)さんの砂を噛むような去年の無念、オラが  きっと今日晴らしてあげるかんね!』

ぢぶんの無念はさておき(^^;;

池田園手前の、去年打ちひしがれたJoe's(ジョー)さんが薄いコーヒーを飲みな がらタクシーを待ったログハウス風喫茶店を横目で見ながら密かに誓ったので あった。

周遊道路から貯木湾へ入る所に例の廃屋が一層その不気味さを増して(^_^;) 健在であった。

う〜ん、もったいない。
ココを波紋倶楽部の別荘にしよーよ、みんなぁ!(^^;;

林道のドンズマリには、すでに車が2台入っていた(゚゚;)

1台は札幌ナンバーの軽ワゴンで、佐賀のカタエさんのようにそこが移動別宅 (^^;;になってるらしく、車の下にはガスコンロやコッヘルが置いてあった。

林間には洗濯物も干してある。

ご、極道、筋金入りの“へら極道”かっ!?
もう1台が、ぬわんと!宮城ナンバーの白いバンであった。

むむむむむ。

たしか、去年Joe's(ジョー)さんがココに来た時も宮城ナンバーの車があったら しい。

むむむむむ、きゃつかっ?!(--メ)

平日の早朝、でもないけど(^^;;オラたちよりも早く2台も車があるなんて上 等やんけ。
やってやろーぢゃない。




「ダムへら東北」の意地を見せちゃる! で、オラたちが入るポイント、残ってるの?(;_;)

大岩の隣、空いてるの?(T^T)ウウウウ

そんなわけで、斥候を出すことにした(^^;;

と言っても、1人では心細いので、3人でゾロゾロ山を越え鞍部に降りまた山 を越え、大岩が見下ろせる所までヒィヒィ歩って行った。

見えた!

大岩の左に1人。その左側に更に1人。
ワンド左手の島に1人。計3人。

大岩の右側は空いている(^_^) ずらーっと空いている(^_^)v

去年NAOさんが40上を連発し、46.7cmを釣った大岩右側がガラ空きだ!

やったぁー!!

「退却っーーーー!」

急げ、そら急げ!誰も来ないうちに荷物を持って引き返せ!!(((^^;;

やっと芽吹き始めたカバやナラの萌黄色の新緑なんか目に入らねー(((((^^;;

こけつもろびつ、また山2つと鞍部1つを越し車に戻る。

ハァハァゼェゼェ・・・・

大岩の・・・ハァハァゼェゼェ・・・すぐ右に飄助さん・・・ハァハァゼェゼェ

飄助さんの・・ハァハァゼェゼェ・・右の木の根本にオラ・・ハァハァゼェゼェ

オラの・・ハァハァゼェゼェ・・少し右に森羅万象さん・・ハァハァゼェゼェ




5月9日(金) 7:00 因縁の大岩
大岩のすぐ左に入っていたのは、札幌(月形)のへら師だった。

その名は、藤原敏洋さん。

文字通り全国のダム湖を股に駆ける正真正銘筋金入りの巨べら極道だ(((^^;;

去年、宮城の釜房ダムにも来たそうで、オヤヂさんやシゲオ支部長の事もよく ご存知であった。

その上
「へら専科はいつも楽しく読ませて貰ってますヨ!」
と言われてしまった。

(゚゚;)まずいっ!ぢつにまずい!

『もしオデコ喰らってヘボがバレたらどーしよー!(-_-;)』

この場所(大岩の左右)はオラの鬼門ぢゃ。

去年はNAOさんとひで坊さんが 40上を連発する中、見事に桜が散ったのだ(T^T)

その藤原さんが、

「昨日はココ(大岩左)で45cmが出たンだよ。ボクぢゃなくてそっちの宮城  の人だったンだけどね。で、夕方デッカイのが来てハリ伸ばされちゃってね。  アレはデカかったよ!50カミはあったね」

(゚゚;)(゚゚;)(゚゚;)ごじゅっかみ(゚゚;)(゚゚;)(゚゚;)





なんでも、手元まで寄せてタマで掬う際に逃げられたらしい。

水中に500円玉大のデッカイ鱗が2〜3枚落ちていた。(゚゚;)(゚゚;)(゚゚;)

ごじゅっかみ?釣ってやろーぢゃない!

藤原さんのように全国は股にできないケド、北日本を股に駆ける
「ダムへら北 日本」
のオラが釣ってやろーぢゃない!

って、オラもよく掻くよねー(^^;;

7:00ちょい過ぎエサ打ち開始。

束になってかかって来なさい。

大沼の巨べらたちよ。( ̄ー ̄)

著者
著者



5月9日(金) 13:00 貯木湾
触らない、当たらない、釣れない、のないない尽くし(T^T)

たしかに最初のうちはみんな元気でしたヨ。

H 「うー生臭い。こーゆー匂いがする時は釣れるンですよ」

SB「お出迎えの仕方をよ〜く教えておいたからネ」

S 「“アタリが遠けりゃ遠いほど 来たときゃ デ カ イ!!”って    先日ココで45.6を釣った某Nさんも言ってたしぃ。ウヒャヒャヒャ」

第一目標ゴールデンタイムが来た。AM8:30。

NAOさんが45.6cmを釣った時間帯だ。

が、空しく過ぎて逝く。

第二目標シルバータイムが来た。AM10:00。

これも静かに過ぎて逝く。

島に渡った仙台のへら師だけが絶好調である。

バシャバシャバシャ・・・・「ま〜た46cmだぁ、小べらだっちゃ!」 (-_-;)

大岩側は静かなモンである。

だんだん元気がなくなってきた。




H  「いろんな鳥が鳴いて、、、ホント、いい景色ですねぇ、、、」

SB 「場所を変えましょうか」

S  「どーれ、裏のハタキ場でも見てくっか」

藤原氏「昼前に仙台の連中は帰るって言ってるから、午後胴長履いて島に     渡ったら?胴長持って来てなかったらボクのを貸すヨ」

裏のハタキ場も静かなモンである。

藤原氏と色々話した。

30年かかって50カミ3枚上げたこと。

30年の経験から、ココだっ!と決 めたら1ヶ所で粘る方が良い結果が出ること。

湖底にマッシュの山(゚゚;)を築 くのが秘訣だということ。

松方英樹の親父とへら釣りをしたとき、バケツにマ ッシュを作って(゚゚;)黙々とエサ打ちしてたこと。

まぁとにかく凄い話が次から次から出てくる出てくる(゚゚;)

ボクのケータイにも次々と波紋のみんなから電話が掛かってくるけど、藤原氏 のケータイにも次から次から電話が掛かってくる。

みんなへら釣りの話だ。

アソコがどーした、ココがどーしたと、まさに情報戦そのものである。

「ダムへら極道」はタダモノぢゃねー。凄いっス。




5月9日(金) 14:00 森の中で
第三目標どーすっぺタイムが来た。AM12:00。

飽きた(^^;;

藤原氏の話では

「司湾ならカタは落ちるけど、浮きは動くヨ」

との事で 「場所移動〜!」

(^_^;) 司湾には5人ほどへら師が入っており、森羅万象さんの知り合いの方も竿を出 していた。

あまり釣れてないらしい。

鹿園、文化湾と見て歩くが、何処も不調。

ならば池田湾だ!と行ってみるが、竿を出していたへら師はボヤキの嵐(^_^;)

フカフカの落ち葉を敷き詰め、萌黄色に彩られた森の日溜まりの中でランチタ イムとする。

空気は爽やか、目に映る物すべてが柔らかく美しい。

何を食べても美味しいし、何を飲んでも美味しい。

煙草も格別だ。




飄助さんは感動しまくっている。

素晴らしい!素晴らしい!の嵐だ。

わずか半日なのに、もうすっかり大沼の虜になってしまったようだ。

さもありなん。

ここは北海道。

森の精霊コロポックル棲む北の国なのだ。

清廉さでは内地の 比ではない。

ふんだんな広葉樹林と湖に囲まれた聖域なのだ。

ボクは去年から七飯(ななえ)地方〔大沼のある地域〕の風土病“巨べら症候 群”の重症患者になった。

ボクにこの風土病を感染させたのは、いわずもがな札幌のNAOさんであり ひで 坊さんである(^^;;

そして森羅万象さんが感染し(^_^;)

今またチューブの飄助さんがその感染兆候 を見せ始めていた(^^;;

ここで藤原敏洋さん作

「函館七飯地方の風土病(巨べら症候群)の研究について」

という論文の“病状”の項を引用させていただく。




1、発病時 :七飯地方の大沼小沼にて40cm以上のへらを釣ってから。

2、潜伏期間:約9ヶ月間。

3、再発期 :4月中旬より5月中旬まで(重症患者は一年中)。

4、治療方法:現代の医学にては完治の見込みなし。

5、特効薬 :日本新記録の64cm以上を釣れば治るかもしれない。

凄いことを研究してるへら師がいるもんだ((((^^;;




5月9日(金) 16:00 時合い
食事をしながら作戦を練る。

結局オラの強い要望で(悲願かもしれない(^_^;))また貯木に戻り日没まで マッシュの山を築く事にさせてもらった。

皆さん、ゴメンね。

Joe's(ジョー)さんの恨みを晴らすまではオラに明日という日は巡って来ない。

あ、オラの恨みもあったね(^^;;

またヒィヒィ山を登る。

「藤原さん、股舞い戻ってきました(^_^;)」

「あのね、だんだんもじりが近くなって来たヨ。  さっきはすぐそこでもじったヨ」

16:00 午前中と同じ場所に釣り座を構えて3発目。

馴染む浮きにサワリが出て、そのままグ!っとトップが沈んだ。

「ビシュ!」
「ギュンギュンギュン!」

「なんだぁー?“うークン”かぁ!?」 ※うークン=うぐい

ツツツツと左右に走りながら上がってきたのは、8寸くらいのへらだった。

「へっ!?(゚゚;)へークン?」  ※へークン=へら




おおぉ!待望の大沼のへらぢゃ。

8寸でも何寸でもいい。とにかくオデコは免れた(^^;;

さぁ、つひにへらが寄って来たゾ!時合いは来たっ!

よんじゅっかみぢゃ!ごじゅっかみぢゃ!!

みんな、気合いがビシバシ入る。

勝負〜〜〜っ!




5月9日(金) 22:30 森羅万象宅
夕食は、森羅万象さん手作りのおもてなしだ。

なんでも、昔食堂をやられていたそうで、料理はお手の物なのだそうだ。

チョー凄いっス(゚゚;)ジュルジュル。

イカそーめん、子持ちヤリイカの煮付け、サクラマスのフライ、鮭のルイベ 藻ズク。

あと何がありましたっけ?忘れてしまった((((^^;;

とにかく、とっても美味しかった。

風呂あがりに飲む冷たいビールは、もうサイコー!

飄助さんがわざわざ岐阜から持ってきてくれたナントカっていうビール(^^;;

はコクがあって美味かった。

明日は3:30起床だ。

さ、早く寝なくっちゃ!(^_^)v

              1日目のエピローグ(^^;;

オラたちを怖がって出て来ないなんて、、、、、、(ーー;)

大沼の巨べらたちよ!お前たちはなんという腰抜けかっ!




正々堂々と出て来てオラたちと勝負せんかいっ!

明日は貯木の島に渡って巌流島の決戦ぢゃあ〜〜〜!

「い出よ、50上ーっ!」

とまでは言わないからさぁ、せめて40上1枚でいいからさぁ。

ねぇ、頼むよぉー。

後生だからぁさぁ(T^T)




5月10日(土) 7:00  巌流島
「ビシッ!」

いきなり飄助さんが合わせをくれた。

「ギューーーーン!」

竿が伸されて行く。

耐える飄助さん。

身体が今にも釣り台から落ちそうだ。

「ギュンギュンギュン!」

「デ、でかいよぉ!」

飄助さんがこらえきれなくなって叫ぶ。
おおおぉ! なかなか上がって来ない。

何回もノされている。

かなりのやり取りの後、45.8cmの巨べらが上がってきた。(゚゚;)

「おおおぉ!名古屋城やんけ!(*^_^*)」

そう、尻尾にハリ掛かりしたのだ。

どおりでなかなか上がって来ないモンだ。

口ならいざしらず、尻尾に掛けるのはソートー技術が要る(^^;;

45.8cmは、見事な“名古屋城の金のシャチホコ”状態で気まずそうにタマ に納まった。

釣った本人も気まずそうな顔をしていた(・_;\バキッ!

今日は迷うことなくバカ長を履いてこの巌流島に渡って来た。




昨日、仙台のへら師が46cm2枚の45cm1枚(やや怪しいが)を釣った実績 ある場所だ。

朝来たとき、大岩の左に藤原さんが、右側には昨日池田湾にいたへら師が既に 座を構えていた。

そして島には誰も居なかった。

ウヒャヒャヒャヒャ「いっただきーーー!」

「ジャーン ケーン ポンッ!」

でオラが勝ったので(((^^;;大岩向きに釣り座を 構えた。

竿は16尺。タチは約2本ちょい。

浮きは俊作底調子12号。

バラケは、飄助 さんに持ってきて貰った1:1粉末マッシュ+段差バラケ。

喰わせは、α21+ グルテン1。
タナは、上バリトントン。

飄助さんは、竿15尺(?)。
タチもオラの所と大差ない。

今日は森羅万象さんは仕事が入って竿を出せない。

それでも3:30には一緒に起きて、オラたちをココまで送って来てくれた。




申し訳ないから森羅万象さんの分も巨べらを釣ってあげよー(^^;;

6時頃からエサ打ちして約1時間。

たとえスレとはいえ、まぎれもなく尺半を越える巨べらだ。

飄助さんはかなりガックリときたようだが、

『次はオラぢゃ!』

といやがおう でもボクの期待は膨らむ(^_^)v

「ビシッ!」 またまた飄助さんが合わせをくれた。

「ギューーーーン!」

竿がノされて行く。

またまた耐える飄助さん。

今度も身体が今にも釣り台から 落ちそうだ。

「デカイ?」

「えー。でもさっきのよりは小さそう(-_-;)」

そりゃそーだ。さっきのは尺半べらの尻尾だモンね。

引きが違うべ(^^;;\バキッ




釣れたのは44cmのへらだった。

お、惜しいっ!あと1cm。

それでも飄助さんの自己新記録だそうで、ウヒャヒャヒャ!と記念撮影(^_^)v

「俊作さん、なんだか手前に居るみたいだよ。さっきのもそうだったけど  エサ打ち失敗してちょっと手前に落ちたら来たもの。  短竿の方がいいきゃぁーもぉよー」

『ギクッ!』オラ16尺だぁ(-_-;)

この頃からだんだん情緒不安定になってきた。

去年の悪夢が再び脳裏をかすめ 始めたのダ。

40上の嵐の中でオラだけが、、、、、鵜鵜鵜鵜鵜鵜(T^T)

あ、悪夢がぁ、、、、、、蘇る。さ、、、、、寒い。鵜鵜鵜鵜鵜鵜(T^T)

サワリはある。

なじみ際に止めたり、馴染んだエサがユラユラモゾモゾ。

だが、チク!もモゾ!もツン!もない。

バラケを締めたり喰わせをいぢったり ズラシを変えたり底を切ったり、、、、揚げ句にKIYOすぁんの専売特許(^^;;

ドボ〜ン!にもしてみた。
尺上は何枚か釣れた。

だが、尺半を見ているのでその大きさと質感がまるで違 う。
尺上なんか、それこそ小べらだ(^_^;)




5月10日(土) 10:00  巌流島
「ビシッ!」 ついにオラの16尺“飛びぬけ”が火を噴いた。

モゾーモゾー動く浮きに誘いをかけての、一節

「ツン!」

絵に描いたようなヘーくん(ヘラブナ)のアタリだ!

「ギュ、ギュイーン!ゴンゴンゴン!・・・・」

16尺だとタメが効いて楽チン楽チン!竿が勝手にヘーくんをあしらってくれ る。

「パコッ!ピュッピュッピュッ・・・・」

デッカイ口が水鉄砲を発射しながらノッシノッシと寄ってくる。

41.3cm。やったぁー!やったぁー!!\(^o^)/

そりゃー大沼のレギュラーサイズ(゚゚;)から見れば“小べら”ですよ。

でも、苦節2年(T^T)

“大沼の悲劇”とか“大沼のドへた”とか“俊作菌”とか“ダムへた師”とか “後塵のヘボ師”とか(;_;)、、、とにかく、ありとあらゆる非難中傷表口( 陰口の反対)にもめげることなく我ついに大沼の40上を仕留めたりっ!!

うれしい!うれしい!うれしーーーーーーーーーよぉーーーーーー!!(T^T)




友達?オラに友達は必要ねー。

必要なのは何処までも孤高の「ダムへらの道」 を極める強い精神力だけなのダ。

甘い感傷にふけっている暇はねー。

波紋のみんなゴメンよぉー!

いつか日本新記録64cmの巨べらを釣って笑顔で帰ってくっかんねー!

それまでは薄ジョーなヤツだなんて思わないでネ。

おおぉそーだ。この40上はJoe's(ジョー)さんに捧げよう。

さぁ、ついに怒濤の40上ラッシュの幕は切って落とされた。

出るか!?50上。入れ食いか!?尺半上!

巌流島の決戦は佳境へとなだれ込むのぢゃ〜〜〜!

書いてるぢぶんが恐い。

「好きです。大沼」




5月10日(土) 11:50  巌流島
リトルさんから電話が来たのは何時頃だったろう?
「リトルさん、モヤモヤばっかでさっぱり落とさないよー(;_;)」
「そうですか。じゃ、グルテンを少し固くしてみるといいかもしれませんよ」

とにかく浮きの動きがモヤモヤモゾモゾばかりで、決めアタリが出ない。

「ツン!」といいアタリを出すのはウーくんやマーくんだけ(ーー;)

ウーくんやマーくんは、もー顔も見たくないよぉー(;_;)

飄助さんは一度デカいのを掛けたのだが、タマに入れる時上バリがタマに引っ 掛かり、そのままノされて逃げられてしまった。

あれは尺半はあったろう。本当についてない(-_-;)

来年来る時は恥も外聞も関係ねー。


直径50cmはあろうかという磯ダモを 持って来よう!と飄助さんと話し合った(^^;;

バトルの時イトを切られるのは仕方ないが、取り込みの時、その姿をまじま じと見ながら逃げられるのは、本当に悔しい。




大沼のへらは、最後の最後まで油断ならない。
パワーがある。
玉も柄も、大沼仕様(大きく長く頑丈)が必要だ。

11:50 エサ落ち付近でモヤモヤしていた浮きがスーっと1目盛り上がった。

『食い上げだ!』
落ち着いて軽く合わせる。

「ガクン!」

『掛かった!』

暴れない。少し力を込めて竿を引く。

スーっと浮いた。

「ギューーーン!」

走った!体を倒して腕を伸ばして竿を立てる。

「ギュギューーーン!」

ワンド中央部の深みの方に走る走る。
竿いっぱいの所まで走って竿のタメで 引き戻される。

「ゴン!ゴン!ゴン!」
引き戻される時、口の縛りを解こうとヤツは何回も頭を振る。

去年のアノ時と同じだ。
去年はこのゴンゴン!で愛竿の満月が弾けたのだ。

今年はハリを結ぶ時、何回も結び目を引っ張って強度を確かめた。

万全の筈だ。




何回か逃走を企てた後、ヤツはバコッ!っと浮いた。

ノッシノッシと少しずつ寄ってくるが、とにかく重い。
腕が疲れる。
タマを差し出す。掬った!

と、その瞬間、玉がヤツの重みでグルっと回った!(゚゚;)

「バシャバシャバシャ!」
ヤツは最後の力を振り絞って逃走を企てる。ヤバイ!

込みの締めを直している余裕はなかった。

タマを持ち直して再度挑戦する。

掬った! 「バシャバシャバシャ!」

お、重い!左手では持ち上がらない!!
右手も添えて「ヨイショ!」と持ち上 げる。

ニャハハの葉(^_^)v 俊作良品「巨べら検寸台」で検寸する。

42.8cm。

やったぁー!ついに自己記録を0.8cm更新だぁー!!!

うれしい!うれしい!チョーうれしーーーーーーよぉーーーーー!\(^o^)/

じつに黒々と艶やかで、やたら肩が盛り上がった(゚゚;)お腹パンパンの惚れ惚 れウットリするような大沼べらだ。

大沼はエエでぇー!40上が無茶苦茶釣れるでぇー!!




某Jさんが

「大沼は寛大だね。俊作さんにも釣れたのね」

と掻きゃーがったが (^^;;

その通りっ!!大沼は寛大なのダ。

オラにでも釣れたのダ( ̄ー ̄)v

「好きです、大沼。大沼はエエでぇ!。みんな来てよぉー、大沼にぃ!」

なんか森羅万象さんみたくなっちまった(^_^;)

※“お取り込み中”とはよく言ったモンで、お取り込み中に電話を下さった

朝霞の青山さん、いとうさん、YASUさん。

どーもありがとね。

お陰様で、股お友達を失くしてしまいました(T^T)

みんな元気出してネー(^_^)/"\(--メ)ボカッ




5月10日(土) 18:00  巌流島夕まずめ
いきなり18:00になるところが奥ゆかしい。

今日のキーワードは、

「かる〜く(上)中(下)品にネ!」なの(*^_^*)

“お下品”は、明日のお楽しみぃ(*^_^*)

喜びは小出しにね。

コレを読んでる皆さんも、その方がワクワクするでしょ? (・_;\バキッ!

お昼以降は巌流島から巨べらの気配が消えた。

たま〜に尺上が来るが、タマも使わないでポチャ!((((^^;;

あとは、ウーくんにマーくんにコーちゃん(ヒゲ)ばかり。

対岸の大岩では、藤原さんが42.5cmともう一枚40上を上げたのみ。

貯木から巨べらの気配が消えた?

飽きて昼寝をし始まったところに、遠い埼玉の遊春さんから電話が入った。

津軽なんか逝かないで、大沼に来ればよかったのにぃと説教してあげた(^^;;

で、今度は「関東ヨレヨレ隊」?
ぷっ、うぷぷぷ。
コメントを控えさせていただきます。だっちゃ(^^;;




ボア憑きのウインドブレーカー上下着て、その上にスキー用の派手派手ジャ ケット着てるンだけど寒くて目が覚めた(^_^;)

「俊作さんが寝てる間に37cmクラスを釣ったよぉー」

と飄助さん。

おおおぉ、虎ぢゃ。
チューブの虎ぢゃ(゚゚;)
きっともじりさんの霊が取り憑いているに違いない。

おーこわ(゚゚;)

17:20 いつものようにモゾモゾ動いている浮きがツン!っと入った。

煙草に火を付けようとしているところだったので、あわてて合わせた。

「ビシュワッ!」

「ギュギュギュギューーーーーーーーーン!」
竿を立てる間もなく一気にノされた(゚゚;)

竿がバシッ!っと跳ね返って来た。
一瞬ミチイトごと切れたのかと思った。

ところがどっこいギッチョンチョン!竿先がやたら太い(゚゚;)

あららら。

「コーちゃん、ダメよ〜ン!オラの飛びぬけの穂先返してぇ(T^T)」




穂持ちから先が亡い。

ま、しょーがねー(ーー;)
こーゆー時の「釣り保険」。
入っていてよかった「釣り保険」(^_^)v

18:00 森羅万象さんが迎えに来てくれた。

当初、浮きが見えなくなるまで(もしかするとナイターまで(^^;;)やるつも りだったが、潔く今日は“中品”で終わることにする。

余裕余裕(^_^)v

スレで尺半が1枚出たし、40上も3枚出た。

その上、尺上多数。上等上等。


“だんだん良くなる法華の太鼓”だ。

ひとまず「巌流島の決戦」を終わろう。

今日は西軍の勝ちだ。




5月10日(土) 19:00  ヒグマ出たっー!?
薄暗くなった山を歩いて車に戻る途中、森羅万象さんが行方不明になった。

ボクたちはハタキ場を迂回して来なければならないので、森羅万象さんが先に 車に着いているはずなのに、居ない!

そ、そーいえばさっき後ろの方で

「ウッ!」とか「ギャッ!」とか声がして 「ガサガサ!バキバキ!」と、灌木をヘシ折って何かが転がり落ちるような音 がしたような気がする。

も、も、もしかしてヒグマにでも襲われたのではなかろうか?(゚゚;)

エ、エライこっちゃ!(゚゚;)(゚゚;)

飄助さん、かがり火ぢゃ、かがり火を焚け!

ヒグマは火を恐れる(というのはウソらしい(^_^;))

<オイオイ とにかく、かがり火を持って捜索ぢゃ。

へらバックから小さい懐中電灯を取り出すと(((^^;;それをかざしながら

「森羅さ〜ん!森羅万象さ〜ん!!」

返事がない!あたりはドンドン暗くなってくる。




「森羅さ〜ん!森羅万象さ〜ん!!」

飄助さんと交互に声を出して山を登って行くと、あらぬ方向から

「ここで〜す!」

と声がした。ホッ!

ヒグマに喰われたようでもないので再度ホッ(^^;;

朝から何回も心配して電話をくれたNAOさん、ありがとう!

NAOさんのおかげで、やっと大沼の40上釣ることができたよー!ありがとー!

今は死んでるひで坊さん(^^;;にも宜しく伝えてねー!

ぜーんぶ、NAOさんやひで坊さん、そして森羅万象さんのおかげです。

北の家族万歳!最北の家族に栄光あれ!!

感謝!感謝!感謝!感謝!感謝!感謝!感謝!感謝!感謝!大感謝!m(_ _)m




5月10日(土) 21:00  ススキノ
今夜は、森羅万象さんのご案内で酒池肉林だ。

ニヒヒヒ。待ってましたぁ!

アブった肴に無口な女にぬるめの澗だ。

ニヒヒヒ(^_^)v

ドレスアップして、ゴム長履いて(T^T)連れて逝かれたところが“ススキノ”。

“ススキノ”は“ススキノ”でも函館の“ススキノ”(^^;;

白いブラウスに黒いドレスのオナゴがうぢゃうぢゃ(゚゚;) に、肉林ぢゃ(*^_^*)

水槽には生きたイカが泳いでいる。
泳いでいるイカなんて初めて見た(゚゚;)

しばしその泳ぎに見入る。
美味しそう。ジュルジュル(*^_^*)

このイカは、後になって“活き作り”になって出てきた。

バカうまー(*^_^*)

宗八ガレイの塩焼き、ジャガバター、マッシュポテトを春巻きの皮で包んで バターで上げたバカうま品、イカゲソ揚げ、餅のチーズバター包み、カキフラ イ、地ものポテトフライ、、、書ききれない&食べきれない(^^;;

いやぁ〜満腹満腹(^_^)

森羅万象さん、ホントにご馳走様でした m(_ _)m チョー感激です。





その後、森羅万象宅に戻って浮き作りの講習会。

森羅万象さん、来年は自作浮き使用巨べら釣り大会しましょうね。

森羅万象作銘浮き、飄助作銘浮き、俊作銘浮きの揃い踏みだぁ!

大沼の巨べらも腰をぬかすっぺ!

さぁ、明日はいよいよ最終日。

予告通り、チョーお下品で有終の美を飾るぞぉー!

気合いを入れて明日は午前3:00起床だぁ。




5月11日(日) 4:30  絶望の淵
いよいよ最終日だ。気合いが入る。

今日は3:00起床。

日曜日で混むことが予想されると共に、貯木でまぁまぁ釣れ ているという情報は広まっているに違いない。

「早く行かないと巌流島が危ない!」(^_^;)

大沼は、驚くほど情報伝搬が早くかつ緻密である。

常連さんのネットワークに は恐ろしいものがある。

「ダムへら極道」巨べら師の藤原さんにかかってくるケータイの内容を聞いて いると、それがよ〜くわかる。

その藤原さん、今日は札幌の茨戸川で例会だそうで、

「例会が終わったらトン ボ帰りしてくるんだ!」

と言い残して昨日の夕方札幌に帰って行った。

恐るべし!風土病チョー重症患者!!((((^^;;

4:10 林道ドンヅマリにはすでに車が4台(゚゚;)

札幌ナンバーが3台。室蘭ナンバーが1台。




室蘭ナンバーの車の持ち主は、一昨日池田湾に、そして昨日大岩右に居たへら 師だ。

セダンのカローラの中には、毛布やナニやらが山積みになっている。

「へぇー、こんなセダンの中で寝てるンやぁ!狭いやろねー」

飄助さんが変に感動している(^_^;)

「飄助さん、感動してる場合でないって!こりゃぁひょっとすると、、、、  ヤバいよぉー(-_-;)」

ヒィヒィ山を登る。

「新緑のトンネルを抜けると、そこは絶望だった(T^T)」
クラッ!とめまいがした。

入る場所が亡い(;_;)

大岩側に9人(゚゚;)巌流島に1人(;_;)どっひぇ〜〜〜〜〜!(T^T)(T^T)(T^T)

地獄や、生き地獄や!(T^T)

森羅万象さんは、大岩側の空いている所に入るという。

夢を捨てきれない飄助さんとオラは、ハタキ場を迂回して巌流島方面に向かう。

藤原さんからいただいた「大沼攻略チョ詳細ポイント図」によると、巌流島を 越えた所にも何カ所か×印がついている。




なるほど、いい場所だ。飄助さんはそこに入るという。

オラは、巌流島とハタキ場への水路の間にオダがあり、昨日そのオダ回りで2 〜3回モジリがあったのでそのオダ際に入る事にした。

森羅万象さんとは、水路を挟んで泣き別れだ。

森羅万象さんが座を構えた場所があまりにも水路に近すぎたので、寄れる範囲 で大岩側に寄るように差し出がましくアドバイスする。

それでもタチはやっぱり浅かった(-_-;)

オラが準備してると、飄助さんがオラの方へ移ってきた。

そうそう、同期の桜よ〜ん。散るときは一緒ヨ(*^_^*)

尺半入れ食いの場所を捨てて(^^;;オラに寄り添ってくれた飄助さんに感謝!

竿14尺。しかないの(T^T)

16尺振りたかったンだけど、昨日コーちゃんが持って逝ってしまったの(T^T)

14尺でも思いの外深く、2本ちょいはある。ニヒヒヒヒ、元気が出る(^_^)v




よぉーしっ、準備完了!

あとは釣って釣って釣りまくって、大岩や島の連中に後悔させてやろーぢゃな いのっ!

今日からオラを「大沼の奇跡」と呼びなさい( ̄ー ̄)

おっと、その前にキジ打ちぢゃ。ケン、ケーン!(^^;;




5月11日(日) 8:20  奇跡起こる!?
貯木湾1枚目のへらは、大岩の左3人目に入っていた女の子(?)が釣った。

オヤヂ14個と青年2個の目ん玉が、一斉に湖面で暴れるへらと女の子(?)

に交互に突き刺さる。裏山C!

何故“女の子(?)”と?マークが憑くかというと、一緒に来ていたオッサン が

「ナントカちゃんは、やっぱマドンナだぁ!」

と言ったので、へっ!?(゚゚;) っと思っておもむろにスコープを出して見たら、むむむ、そー言われれれば 女の子(5〜6年生?)に見えない事もないなぁ(((((^^;;

今日は大岩左右が好調だ!と言っても、たま〜に40がらみが上がるくらい。

特に大岩右の、今日は島に渡ってるへら師が昨日いた場所が好調だ。

島は絶不調!アタリすらないようだ。

室蘭のへら師は悔やんでも悔やみきれな いに違いない。昨日と同じ場所に入っていれば・・・・・(^^;;

8:20 モヤモヤ動いていた浮きがズルーっと1節入った。
「エーちゃん、悪戯してダメよ〜ン(ーー;)」     ※エーちゃん=沼エビ
軽くエサを切るつもりで「ピッ!」と竿を上げたら「ガクン!」




「(゚゚;)エッ!?根掛かり?」
と思ったらズズズズーと動いた(((((^^;;
あらららら(゚゚;)ヘーちゃん、居たの?((((((^^;;

大して暴れもせずに水鉄砲ピュッ!ピュッ!ピュッ!っと吹きながら上がった きたのが、40.4cmのへら(^^;; アハアハ、参った参った(^^ゞ

タイミング良くYASUさんから電話がかかってきたが、電話ぢゃ40上の姿が見 せられない。

う〜ん、残念!(^^ゞ

一同、当然気合いが入る。が、その後、オラに小べらが1枚来て終わり。

森羅万象さんも飄助さんも、ウーくんやマーくんに弄ばれている(^^;;

あ、エーちゃんもいたね(^_^;)

10:00 昨夜ススキノで食べきれなかったご馳走を、パックに詰めて持って来 ていた。

冷めても十分美味しい。むふふふ幸せ(*^_^*)

腹も膨れたし、ちょっと早いケド昼寝でもしよーかなー。

つまり、飽きたというコト(^^;;




やまさんと飄助さんは、オラの場所移動グセを無視するよう密談していたよう だけど、オラより先にチューブの山が動いた(^^;;

「裏のハタキ場を見てくる」

と言って戻ってきた飄助さんが
「しゅ、俊作さん、 たくさん入ってりゃーよ!」

とやや興奮気味に言うのであった。

ピクピクピク!

つ、ついに仙台の山が動いた(((((^^;;

「逝けぇー!逝けぇー!ハタキ場で乗っ込み釣りぢゃぁーーー!!」

アタフタと道具を仕舞い、アタフタと場所移動する。

こちらの勢いに釣られて、森羅万象さんまでも移動してきちゃった(^_^;)

ハタキ場中央の浅場では、バシャバシャとハタいている。

「どんれ、元東北の蒼い狼の乗っ込み釣りを、トクと拝見させてもらいまひょ  か?」

「おう!まかしてたもんせ!むふふふふ(^_^)v」

元東北の蒼い狼、竿ケースから4尺はあろーかという藻刈り鎌柄をズイっと 抜き出した。

おおおぉ!(゚゚;)




そしておもむろに穴を作る位置を見定めているようだった。

しばらく無言で偏光グラスの奥の眼を光らせている。

「飄助さん、ハタいてんの、み〜んな鯉やんけ!(゚゚;)

 ホレ、そこに群れなして泳いでるっぺ。あらら、緋鯉もいるやんけ!」

あかん。こりゃあかんわ。み〜んなコーちゃんや(T^T)




5月11日(日) 12:00  お下品の極み
あかん、あかん、では話になんないので、どーにかせなあかん(^^;;

そんなわけで(^^;;股股オラが主導権を握ることになった(((^^;;

「山越えぢゃぁ〜〜〜!」(^^;;

ハタキ場から2山越えて谷越えて、、、、、、み、みんなすまん m(_ _)m

きっと飄助さんは、やまさんとの密談を思い出していただろう(^^;;

きっと森羅万象さんは、仕事してた方がよかったと思っていただろう(^^;;

今度の場所は、大岩右手のワンドを挟んだ半島の出っ張り。

朝方、島の左右でモジリが結構あったのを見ていたのダ。

森羅万象さんと飄助さんは、出っ張りの肩から巌流島に向けて竿を出した。

オラは出っ張りと島の間の水路に竿を出した。

ココはへらの“通り道”と踏んだのダ。
ニヒヒヒ。お下品の極み(^_^)v
18尺を出した。ニヒヒヒ、お下品だ。

ところがギッチョン、ギッチョンチョン。
タチが1本ちょいしかねー(-_-;)




ううううう、こんな筈ぢゃあーーーー(T^T)水の色だって濃い青色なのにぃ。

仕方ねー、12尺をつなぎ半島寄りのカケアガリを狙う事にする。

“通り道”にドン!ピシャリだったらと思うと、思わず笑いがこみ上げる。

す、すまん、、、、、、みんな許せ。ニーヒヒヒヒ。

11:00 いよいよお下品な釣りが始まるのか?!ニーヒヒヒヒ。

ちょっと遅いが(^^;;幸運を呼ぶ(?)という謎のへら師クロさんからも電話 がかかってきた。

ジャスト・グッド・タイミング!さすがはクロさんぢゃ。

でも去年はあんまし効果がなかったのでやや冷静である。<ウソウソ!(((^^;;

12:00 「来たぁ!」の声が左手から上がった。

大岩の回りにいるへら師も、一斉にこちらを注目している。

森羅万象さんか!?飄助さんか!?

岩場を上って森羅万象さんの方へ走る。

森羅万象さんの竿が大きく曲がっている(゚゚;)
おおおおぉ!来たか!?

でもなんか変(^^;;

竿先が小刻みに揺れ、走るスピードも早い。




右に左にと走り回る(^^;;ドピュ!っとソイツが水面を割った。

「おおおおおおぉ!ウーくんでないの!それもデッケェーーーー!!(゚゚;)」

バシャバシャ暴れながらタマに入るウーくんを見ると、何か模様が変。

ありゃりゃりゃ!?イワナぢゃん!!(゚゚;)(゚゚;)

オマケで、下バリにマーくんがしょぼくれた顔をしてついていた(^^;;

なんと、イーくんとマーくんの一荷釣り(゚゚;)(゚゚;)

おおおおぉ!お下品。

イーくんを検寸すると、なんと41cm!

おおおおおおぉ!チョーお下品だっちゃ(^^;;

狙って釣れるモンぢゃねーよ、イワナの40上(゚゚;)それもグルテンで。

さすがは森羅万象さんだっちゃ((((((^^;;

12:30 小雨がパラついてきた。

森羅万象さんはイワナの40上に満足したの か(^^;;

道具を仕舞っている。

そのうち飄助さんも道具を仕舞い始めた。




『終わりか・・・』 オラも観念して道具を仕舞い始める。

小雨に濡れながら、萌黄色の新緑をまとい始めた森の中を車へと向かう。

もちろん、フカフカの落ち葉のじゅうたんの上をだ。

キツツキが「トトトトト!」とドラムを叩いている。

いろんな野鳥が澄んだ声で鳴いている。

ボクは満ち足りていた。

たぶん飄助さんも満ち足りているはずだ。

森羅万象さんは、、、、、、今度の木曜にまた来ると言っていた。

ボクもまた来よう。

きっと飄助さんもまた来るはずだ。

それでいい。あせる事はない。

なんてったて夢の50上なんだからね。

30年で3枚。

っていう事は、あと8年大沼に通わないとボクも50上を手にする事ができな いという事になる。

ちょうど50歳か。

それでいい。

、、、、それでいいのだ。

                 おわり



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