セットアップ編

ハンドガード装着 その1
取り付けの詳細を知りたい方はメールにて。


作業日 2006.01.28
走行距離 12000km
内 容 ハンドガード装着
目 的 寒さ対策
使 用
パーツ
デイトナ Polisportハンドガード(INTEGRAL) 品番48439
作 業 形状加工と交換
今後の
対 応
走行テスト

 ER_Kicker の R1150RSには純正のグリップヒーターが装着されています。しかし南国九州とはいえ、手に当たる風はやはり冷たく、冬用グローブの着用が不可欠です。ところが厚手のグローブは同時にグリップヒーターからの「ホカホカ」も遮断してしまいます。また指先の動きも窮屈になり、操作も緩慢になりがちです。

 この解決法はズバリ、ハンドガードです。寒風が直接手に当たらないようにさえしてやれば、中綿の入っていないグローブでも、快適なはずです。というか、むしろ中綿無しの方がグリップヒーターの恩恵をより多く受けることになります。(最近は手の平側の中綿を薄くしたグローブも販売されているようです。)
 ところが、R1150RS のハンドルバーは非常に特殊な形状をしており、パイプハンドルをもつRockster などのように、GS の純正ハンドガードを装着するという芸当はそのままでは不可能です。(他のオフロード車用も当然無理です。) パイプハンドルを装着すれば一気に解決するのですが、そこまで大袈裟にしたくないですし、お金もありませんW。そして何より、ポジションが変わるのが何とも・・・・・・。

 ネットで色々参考になるページを探したところ、1100RSに 装着した例はありましたが、1150RS に装着した例はなかなか見あたりません。いいかげん諦めかけていた頃、バイク用品店でデイトナの汎用ハンドガードを見つけました。値段も手頃で、「失敗」しても精神的なダメージも少ないだろうということで、思い切って購入しました。
 しかし、汎用品であるがために、当然そのまま装着できる筈もなく、様々な加工が必要でした。また、1150RSのハンドル回りは、見事なまでに「固定に利用できるもの」が存在せず、装着のための様々なアイデアが浮かんでは消えていきました。以下、加工の手順を述べます。


1 ハンドガードぶった切り
そのままの長さでは、カウリングやメーターに中心側部分が接触するので、気前よくカットしました。ディスクサンダーを用いましたが、ノコなどでも可能でしょう。切除する部分の確定は伝家の宝刀「現物合わせ」W。

2 内側の「リブ」切除
内側には強度向上のための「リブ」が付いています。ガードの先端部分のこの「リブ」が、固定の邪魔になったので気前よく切除しました。風よけとしての利用なので、そこまでの強度は不要ということで・・・・・・W。使用工具はニッパー、ノミなど。

3 長尺ネジ購入
購入したハンドガードは、2点支持のうち片方をグリップエンドに固定するタイプです。オリジナルのグリップエンド固定用ボルトでは、当然のことながらハンドガードの厚み+固定用金具の厚み分の長さが不足します。ハンドルガードには、いくつかのボルトが同梱されていましたが、どれも長さが合わなかったため、ホームセンターで購入しました。

4 面ファスナー購入
マジックテープの事です。「マジックテープ」は商品名だそうで、正式には「面ファスナー」というそうです。ベルト状&両面タイプものを購入し、グリップエンドの反対側をこれで固定しようと考えました。このアイデアは、昨年12月にFreeman の方から教えて頂いたアイデアです。

高速道路のPAにて。

ご覧の通りの外観です。

このフロントビューが美しいかどうかは意見が分かれるところでしょう。

しかし、少なくとも実用性は投資以上であることは自信を持って断言できます。(強気)

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