セットアップ編

クランクケース内圧コントロールバルブ


3月14日(土) Freeman熊本店より、クランクケース内圧コントロールバルブが入荷したとの連絡がありました
しかしパーツ装着後、エンジンの調整等で少々時間がかかるので、車両を預からせてほしいとのこと。

んんんんー困った・・・・・・。    ・・・・・・・・・・・・・・・・日曜の朝一番に来るからという約束で店長に頼み込み、何とかその日のうちに作業を終わらせてもらうことになりました。もちろん、緊急に他の作業予定が入ったりした場合は「車両預かり」ということになることは覚悟しておりました。

3月15日(日)は朝から晴天で、絶好のツーリング日和。
しかし、そこはぐっと我慢してFreeman熊本へ。

作業時間が長引くことを予想していたので、ノートPCを持ち込み、待ち時間に「お仕事」をさせて頂きました。
トップケースにジュラルミンケースごとPCを入れようとしましたが、さすがに奥行きが足らずそれは無理でした w。このため、KUSHITANIのダウンインナー(普段は使用していません)でPCをくるんでインナーバッグに入れ、レインウエアを下に敷いて中の荷物が暴れまわらないようにして、トップケースに収納しました。
FreemanでのPC作業、帰還後のPC作業ともに問題なくできたので、結果的には良かったとは思いますが、バイクでの運搬はPCにダメージを与える要因になりますので、余りしないほうがいいでしょう。


さて、バルブの装着は幸いにも順調に進んで、14時頃には終了しました。
店長さん、メカニックさん、無理を言ってごめんなさい。そして有難うございました。
おかげ様で、試走しながら帰還できました。


作業を待つKicker号。
ほんと、天気のいい日でした

バイク雑誌に広告や写真が掲載されていますので、今更めずらしくもない画像ですが、これが1150RSに適合するサイズのバルブです。

作業終了後に撮影しました。  違いが分かりますか?
残念ながら、外見上は全く変化無し!!
取り付けられたバルブは、哀れカウルの内側へ・・・・。

2010.01.16 追加
2010.01.16に実施したサスペンション交換作業で、サイドカウルを外した際に見えましたヨ〜。

装着後のインプレッション
 これより下の記述はあくまでも私見であり、勘違い等も含まれている可能性がありますので、鵜呑みにされませんようご注意ください。また、そういった間違いに気づかれましても大目に見てやってください。お読みになる際は、語尾に 「と、Kickerは感じた。」というフレーズがあることをお忘れなく。

感じた変化






エンジンを始動し、アクセルを2・3度開閉してみたところ、ピックアップが良くなっています。

走り出してみると、トルクが増しています。(特に発進時に感じます)
また、回転の上昇も「軽く」なっています。

エンジンブレーキが明らかに弱くなっています。

 以上の「変化」を感じつつ、いつものコースを走行してみました。すると、
エンジンブレーキが弱くなっているため、いつもの感覚(タイミング)でアクセルを戻すと、「おおおーっとっと。」という具合でコーナー進入速度が想定したものより速くなってしまい、最初はギクシャクしてしましました。その後は徐々に慣れてきて、ピックアップの「素早さ」を味わいながら、ペースを上げていくことができました。(私のスキルですから、たかが知れていますが。)
 この感覚、確か以前に体験したような・・・・。そうです、昔乗っていたLe Mans IIIのフライホイール軽量化+FCR装着をしたときの感覚の変化・・・・そんな感じでした。ただし今回のエンジンのピックアップの変化は、Le MansIII+FCR ほど劇的ではないですが。
 これからしばらく走行してみて、気がついたことがあれば報告いたします。


2009.03.21追加

内圧コントロールバルブのテストを兼ねて、五木村まで行って来ました。











朝、エンジン始動後すぐに走り始めましたが、やはり前回同様発進時の力強さが感じられます。

エンジンブレーキの効き具合も前回同様、弱く感じられます。

燃費は19km/L 程度。正確でない理由は、前回と今回のガソリンの「油面」が同一でないためです。具体的には前回は給油口までかなり余裕がありましたが、今回はギリギリまで入れてしまったためです。走行距離は324kmで、給油量は17.52L。そのまま計算すれば約18.5km/L となりますが、少なくとも前回より1Lは多く入れたと思います。そこで、前回の油面まで入れた量を仮に16.52Lとすれば、約19.6km/Lとなります。

今回は、特性の変化に馴れてきたため、かなり快適に・・・というかストレスを感じずに走行できました。乗る人が乗れば、かなりのペースアップが可能だと思います。ただ1150RS、というか259系のエンジンは乗り手をせかせることがないので、その局面局面において気持ちよく走らせることが出来ると思います。

 現在の所、内圧コントロールバルブを装着したことでネガティブな現象は発生していません。強いて言えば定期的なクリーニングが必要になるため、その分費用がかかることです。
 自分でクリーニングが出来ないことも無いかも知れません(タンクまで外す必要があるのでやっぱり無理?)が、Freemanのメカニックの方が装着作業を行った際、機器(多分コンピュータ)でエンジンのバランスをとったとのことですので、私は手を出すつもりはありません。定期点検のとき一緒にクリーニングをお願いしようと思っています。

 いろんなパーツが世に出ていますが、少なくともSASAKI スポーツマフラーとこのクランクケース内圧コントロールバルブは動力系の改善に対して「有り」だと私は思います(現時点において)。



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