そのあと、円形のコースを3周する練習を行いました。
1周目、2周目、3周目をそれぞれリーン・イン、リーン・ウィズ、リーン・アウトで回りました。(順番ははっきり覚えていません。) 思えばこの実技が一番「平和」だったように思います。
最後に、クラッチを切って障害物を回避する練習をしました。
直線を走ってきてクラッチを切り、障害物の直前で急に進行方向を変えます。コースは下の通りです。
この写真はスタート位置からズームで撮っています。前方中央のスポンジバリアに向かってまっすぐ走ります(速度は40km/hだったと記憶しています。) そして、クラッチを切ると同時に車体の向きを急激に変え、スポンジバリアへの衝突を回避します。
最初は左右自分の好きな方へ回避しました。クラッチを切ることにより後輪の駆動力が失われるので、車体は不安定に(直立しようとする力が弱く)なり、クラッチを切らないときよりもかなり素早く進路を変更することが出来ました。次に、さっきとは反対の方向へ回避する練習をしました。
最後に、障害物の向こう側に(もちろん十分離れて)山田 純氏が立ち、受講者が近づいた瞬間に左右どちらかの手を挙げ、その方向に回避する練習をしました。これは結構難しく、山田 純インストラクターは、かなり近づくまで手を挙げてくれません。何人かの受講者は反対の方向に回避したり、障害物に「衝突」したりしました。相手がスポンジなので、車体にはダメージは無かったはずです。ここで、スポンジバリアが大きく「えぐれ」ている理由が解りました。
私の場合は、何とか回避できましたが、次にやっていたら「激突」だったかも知れません。W
上の画像は受講者が回避する瞬間です。スポンジバリアの色が変わっている部分が「歴戦の跡」です。
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