あ |
甘木山(アマギヤマ) |
大牟田市の北部にある小さな山。公園として整備され、大牟田ハイツという宿泊施設もある。 この山の上から見る夕陽や夜景は一見の価値あり。桜の時期は花見で賑わう。 |
いきなり饅頭(イキナリマンジュウ、イキナリダゴ) |
スライスしたさつま芋にあんこをのせて、小麦粉を練ったもので包んで蒸した素朴な饅頭。昔はあんこが入っていなかったらしい。 |
延命公園(エンメイコウエン) |
大牟田の中心部にある大きな公園。小さな山(片平山)が中心にあり、動物園、お花見広場、市民体育館、野球場、プールなどがある。 レッサーパンダなどたくさんの動物がいる動物園は子供だけでなく、大人でも結構楽しめる。 桜の時期の花見は大牟田で一番の賑わいを見せ、ぼんぼりが点灯される夜は山全体がアルコール臭で包まれる程である。 |
大牟田へ行く |
大牟田市の中心部へ行くのに大牟田へ行くという表現をすることがある。同じ大牟田の中でなぜこんな言い方をするのか? 大正6年に大牟田市の市政が施行されたときは、大牟田市というのは現在の中心部だけだった。その後、周辺の町や村が合併して現在の大牟田市となった。その名残で、後から合併して大牟田市となった所の人々は、中心部へ行くことを大牟田へ行くと言う。 |
大牟田高校(オオムタコウコウ・ダイコウ) |
私立の高校である。駅伝部が特に有名で年末の全国高校駅伝大会では何度も優勝し、毎年優勝候補にあげられる。また、柔道部も全国的に有名であり、野球部も強豪である。ちなみに、プロ野球の村上選手(近鉄→西武)の出身校である。余談だが、村上選手の妹さんは中村紀洋選手(近鉄)の奥さんである。 |
大牟田ラーメン(オオムタラーメン) |
あまり地元では馴染みのない呼び方だが、関東辺りでは、こう呼ばれて近年人気らしい?大牟田の観光パンフレットにも最近は大牟田ラーメンと書いてある。 これは自信を持っておすすめできる味、ぜひ、一度食してみるべきである。 東京世田谷区用賀と神奈川県海老名市のビナウォーク6番館に「柳屋」という店があって、ここがかなりの人気らしい。大牟田ラーメンではあるが、本店は高田町の「柳屋」らしい、残念ながら食べたことがないので、どんなラーメンかはわからない。 そんかつは、どげんでんよかつばってん、なんさま、大牟田のラーメンは旨かばい。(大牟田弁ば、使うばいかい?) |
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か |
回転饅頭(カイテンマンジュウ) |
なぜ、回転饅頭と言うのかは調査の余地を残すが、まあ、今川焼きと思ってもらえばいい。形は小判型ではなく、真ん丸い薄い円筒形だ。黒あんと白あんがあるのが昔ながらの回転饅頭である。しかし、近年、あんこの代わりに卵だのチーズだのいろんなものを入れた、萩尾古墳饅頭なるものがなかなか評判である。 |
ガネ |
大牟田やこの近隣ではカニのことをガネと言う。 こういう歌もある。(アルファベットの歌の替え歌)♪♪ ABCD ガネ シャッパ ガネがチンチンはさんだ 痛かやっか放さんか ・・・・・♪♪ |
カルタ発祥の地 |
大牟田は日本のカルタ発祥の地といわれ、世界中のカルタを展示している三池カルタ記念館もある。(あの任天堂の花札の製造工程も展示してある。)ポルトガルからカルタが日本へ伝わり、大牟田の地で最初に作られていたというのである。ドラゴンカードと呼ばれていたもので、カルタというよりはトランプに近いものである。 |
草木饅頭(クサギマンジュウ) |
大牟田を代表する銘菓である。本家と元祖があり、本家の方が先に製造を始めたらしいが? 味も外見もそれぞれ微妙に違う。ちなみに、おやじが子供の頃は馬糞饅頭などと言いながら、喜んで食したものである。 |
県堺(ケンザカイ) |
大牟田市の南の端にある三里町は熊本県荒尾市との境にある。この辺りは、四山坑や三池港などにも近く、荒尾市と大牟田市が一体となったかのように県境をまたいで店が集まっており、この辺りのことを県堺と呼ぶ。県堺饅頭なるものも存在する。 現在は道路(通称、十三間道路)となっているが、ここにヤミ市場(ヤミチバと呼んでいたような気がする。)と呼ばれる細長い市場があった。 |
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さ |
さらく |
ただ、ぶらぶらと歩く、歩き回ると言うような意味? 「何ばしてさらこっと。」「何処ば遊んでさらきよったと」などと使う。 大牟田ジョークにこんなのがある。 東京の六本木へかっこいい車で乗り付けた大牟田のおにいちゃんが、女のこをナンパしようと声をかけた。「お嬢さん、僕とその辺をさらきませんか。」 |
さがる |
三池炭鉱は有明海の下の地下で石炭を採掘していたので、坑内に入ることを下がる(サガル)と言う。 また、炭鉱で働くという意味に使うこともあったようである。 |
シャッパ |
有明海に生息し、寿司のネタなどになるシャコのことを、この近隣ではこう呼ぶ。 また、シャッパと似た形でもっと小さいマジャクというものもいる。 もちろん、どちらも旨い。 |
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た |
タイラギ |
有明海に生息する大型の二枚貝で、その柱は刺身などの高級食材であり、その他の部分はワタ(内臓の意味?)と呼ばれ珍重される。 |
大蛇伝説(ダイジャデンセツ) |
三池地区に伝わる伝説。大蛇のいけにえにされようとしたお姫様をツガネ(サワガニ)が大蛇から救ったというお話。 ツガネのはさみで大蛇が3つに切られ、それが3つの池になり、(たしかに三池山に3つの池がある)それが三池の地名の由来だという話もある。 |
大蛇山(ダイジャヤマ) |
大牟田を代表する夏祭りのことであり、その祭りに繰出す山車のことである。 起源については諸説がある。 |
炭鉱節(タンコウブシ) |
大牟田の夏祭りのフィナーレで踊られる踊り。原曲は筑豊地方で歌われていたものであるが、後年、三橋美智也の歌によりレコード化、全国に知られることとなる。この歌詞が「月が出た出た月が出た、三池炭鉱の上に出た」となっており、炭鉱節は三池炭鉱の歌となってしまった。しかし、この歌は筑豊で生まれた炭鉱節なのである。 |
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な |
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は |
駛馬(ハヤメ) |
太古の昔、なんてろ天皇が駛馬の海岸で休憩したときに、海の波が走りよる馬のごつ見えたけん、この名がついたげな。ちなみに、現在の駛馬は海からは、かなり離れとるけん、海岸は無かです。 |
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ま |
松屋(マツヤ) |
大牟田の中心街である銀座通りにある唯一のデパート。(後に、井筒屋もできたが、現在は閉店している。) かって、松屋に買い物に行くということは、子供にとって盆暮の年中行事のようなものだった。よそ行きの洋服をかってもらい、松屋の食堂で食事をする。旗の立ったお子様ランチやホットケーキなどはここで生まれて初めて目にしたものだった。おもちゃ売り場をのぞき、買ってはもらえないおもちゃ達を羨望のまなざしでながめたものである。 ♪♪ 松屋に行くときゃ お手振って ♪♪ |
三池(ミイケ) |
一般的には大牟田の別(旧)称。現在の大牟田では、一部の地域の名称である。三池炭鉱やかって三池郡であったので大牟田のことはよく三池と言われ、企業名や団体名などにもよく三池は使われる。個人的な考えであるが、大牟田の三池地域以外に生息するおやじとしては、三池は三池地域であり、大牟田ではないという感じが強いので、大牟田は三池ではなく、大牟田なのである。 |
三池争議(ミイケソウギ) |
けっして、葬儀屋の名前ではない。かって、全労働対全資本の闘いとまでいわれた三池炭鉱での労働争議のことである。かって、この争議により大牟田、いや、三池の名は全国に知られた。 |
三池炭鉱(ミイケタンコウ) |
かって、日本一の出炭量を誇り、現在の大牟田市を形成した三井の炭鉱である。平成9年3月、閉山した。 炭鉱関連施設は現在もかなり残っているが、筑豊のようにボタ山はないので、大牟田を通過する人にはかって日本一の炭鉱があった街などとはほとんど分からない。 |
三池海水浴場(三池海水浴場) |
三池港のすぐ隣にある海水浴場であるが、有明海の干潟により水が非常に濁っていて泳ぐのはちと勇気がいる。かっては筑後地区唯一の海水浴場として賑わっていたが、その頃から隣の三池港の方が水がきれいなので、海上保安庁の巡視船の目を逃れて泳ぐものが多かった。 |
三池高菜(ミイケタカナ) |
大牟田の名産品の漬物。ただし、三池高菜とは品種名らしい。 |
三池工業高校(ミイケコウギョウコウコウ) |
野球部が昭和40年夏の甲子園で、初出場、初優勝という快挙を成し遂げたことで有名というか、そのときの監督が巨人の原辰則監督の父親原貢氏であるといった方がすごいのかも?ちなみに、当時のエース上田投手はプロ入りし、南海、阪神でプレーをし、その後ダイエーのフロントなどで大活躍をしている。 |
三池初市(ミイケハツイチ) |
昔、宿場町として栄えた三池で、3月1日と2日に催される。元々は物々交換の市だったということである。沢山の露天の店が出て賑わう。花てぼ(手提げ用かご)が有名。近年は、地域に実行委員会が結成され、新たな、祭りの形態を創っていているようだ。 |
御木(ミキ) |
日本書紀に出てくる話で、景行天皇が三池の辺りに来たときに、とんでもなくでかい木が倒れていた。(この木は歴木だったらしい。)朝日に照らされると、杵島山(佐賀県武雄市あたり?)を隠し、夕日に照らされると、阿蘇山を隠すほどのでかさだったという。(そんか木のあっと?)天皇いわく、「この木は神木だ。この国を御木と呼ぼう。」だって。 この辺りを往来するために、この倒木を渡っていたため、この倒木は「御木のさ小橋」(みきのさをはし)と呼ばれたという。これが、記録に残る日本最古の橋げな。 三池の地名の由来のひとつとも言われている。(ミキ→ミケ→ミイケ?) |
三井さん(ミツイサン) |
云わずと知れた三井財閥。大牟田では、尊敬(ゾウオと読む人もいる?)の念を込めてこう呼ぶ。今は死語になりつつある。 |
燃える石(モエルイシ) |
石炭のことである。1469年、伝冶左衛門という農民が焚き火中に燃える石を発見。これが三池炭鉱の始まりだと伝えられる。(後世になって描かれた1枚の絵によって伝えられている。)ちなみに、伝冶左衛門はデンジザエモンという名前ではなく、伝えられるところのジザエモンという名前だそうである。(デジモンではありません。) |
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や |
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ら |
リンゴ牛乳(リンゴギュウニュウ) |
オーム乳業が作っている珍しい牛乳。りんご風味の甘い牛乳とでも言えばいいのか、とにかく、一度飲んでみることをお薦めする。大牟田近辺でしか販売していないようだ。この味を懐かしがる大牟田出身の人も多いらしい。福岡のマルキョーで時々売っているという噂を聞いたことがある。 |
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わ |
ワケ |
イソギンチャクのこと。なんとこの辺りではこれを食する。味噌煮や味噌汁に入れたりする。ワケのしんのす(尻の穴)などともいう。イソギンチャクを見ればわかるでしょ。 |
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